現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方

~5つのステップで誰にでもできる "ふつうのチーム" を "メンバーがいきいきと働く自律型チーム" に変えるための実践的手法~

5-037.納得いかないことをするときは自ら矢面に立つ =現役サラリーマンが考えたマネジメントのワンポイント集=

納得いかないことをするときは自ら矢面に立つ =現役サラリーマンが考えたマネジメントのワンポイント集=

サラリーマンであれば、納得いかないことでも、上位者から言われてしなくてはならないことってありますよね。自分が納得いかないことをチームのメンバーにやってもらうのは正直つらいものです。

そんなとき、どうしたらよいのか。

最悪なのは、その仕事をしてもらうチームのメンバーの前で、上位者の愚痴をリーダーがいつまでもだらだらと言い続けることです。これでは、ただでさえ納得がいかない仕事をしてもらうメンバーに追い打ちをかけるように(リーダー自らメンバーの)モチベーションを下げていることになります。

そうではなく、納得いかないがやらなければならないことを一度だけメンバーに堂々と伝え、その上で、メンバーに対し「愚痴を言うのはいいがチーム内だけに留めてほしい。そして、この仕事をすることで何か支障が出てきたらすぐに報告してもらいたい。その場合の責任は全て(リーダーである)自分がとる」と、自分が矢面に立つ姿勢を示すというのはいかがでしょうか。

それでも「納得いかないことはできない」と言うメンバーがいたら、それを受け入れ、リーダーである自分が代わりにその業務を行う。そこまですれば、メンバーは必ず察してくれると思います。

あらゆることにおいて、『失敗はリーダーである自分が全責任を負う、そして、成果はメンバーの手柄にする』、心の中でそう決めて行動し続けると、チームが少しずつまとまっていくような気がします。

もしもリーダーが行うべき大切なことを1つだけ挙げるとしたら、『その覚悟を持つこと』かもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。

 

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『4:価値観 ~周りも共感するブレない価値観を持つチームへ~』

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