新たに担当することになったチームの業務を見て、メンバーに、「この業務は何のためにしているの?」、「どうしてそういうやり方をしているの?」と、(責めるのではなく教えてもらうつもりで素朴な疑問として)聞くと、
長年携わっているのに意外と答えられないメンバーが多いことに気づきます。前任者から引き継いだまま、誰からも疑問視されなかったため深く考えずに今に至っているとのこと。
そんな時は、チーム内の全業務をリストアップして、チームのメンバーと共に全て再定義し直すとよいかもしれません。①その業務の目的は何か、②それが一番いいやり方か、日頃行っている業務についてこの2点だけ、改めて考えてみると、いくつもの新たな発見があります。というよりも、長年その仕事をしてきたメンバーの方から、「この業務は本当はここまでやるべきです」、「あの業務は実はもっと簡略化できます」などの意見がたくさん出てきます。
できれば、①の ”業務の目的” は、石切り職人(またはレンガ職人)の寓話に出てくる3人目の職人のように、「これらの石で、多くの人々の安らぎの場となる教会がこの町につくられるのです。私は、そんな素晴らしい教会ができるのを夢みて石を切り出しているのです」 というレベル感にすると、昨日までしていた業務がまるで違うものにみえてくるかもしれません。
(※石切り職人の寓話は、こちらの資料の左上の方に記載しています↓)
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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