現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方

~5つのステップで誰にでもできる "ふつうのチーム" を "メンバーがいきいきと働く自律型チーム" に変えるための実践的手法~

5-059.仕事を「おもしろいもの」に演出する =現役サラリーマンが考えたマネジメントのワンポイント集=

仕事を「おもしろいもの」に演出する =現役サラリーマンが考えたマネジメントのワンポイント集=

どうしたらチームのメンバーが仕事を前向きに捉え、自ら進んで動いてくれるようになるんだろう。これは、僕が部下を持って(チームのリーダーになって)から長い間ずーっとわからなかった僕自身に対する問いです。

「リーダーである自分がこんなに頑張っているのに、どうしてメンバーは動いてくれないんだろう」と、自分を正当化し(”正しいのはいつも自分” と思い込み)、メンバーを他人事のように見ていました。

でも、やっと最近、僕なりの答えに辿り着くことができました。それは、リーダーである僕自身がまず仕事をおもしろいと思って楽しむこと。そして、その次に、メンバーに僕が感じる仕事のおもしろさを味わってもらうこと。

・・・ってことは、「つまり、僕自身およびメンバーが仕事をおもしろいと思える演出を、リーダーである僕がプロデュースすればいいんだ」ということに気づいたのです。

 

では、具体的にどうするのか。演出の仕方は考えればたくさん出てくると思いますが、例として、まず2つご紹介させていただきます。

1つは、仕事に意味付けをしたり、仕事にやりがいを見つけたり、仕事に小さな喜びを見つけること。(やり方の事例を書いた資料はこちらになります↓)

1Yarigai.pdf - Google ドライブ

 

そしてもう1つは、メンバーに、自ら提案したことをやってもらう機会をたくさんつくること。つまり、自分で考えたことを自分でしてもらう。リーダーはそのための雰囲気づくりや最終責任をとるだけで、後は何もせずにただ見ているだけでよいかもしれません。(あまり口出しをしてしまうと、おもしろさが薄れますので)

これら2つ以外にも、少し軽めのものとしては、例えば、“これを達成したらみんなで飲みに行こう”、“一番になった人にはリーダーの自腹で商品を出すよ”など、真剣に考えればいくらでも(軽いものから重いものまで)演出のアイデアが出てくるかと思います。

こうした仕事をおもしろいものに演出する(=メンバーに楽しんでもらう)プロデュースは、やってみると、そのこと自体が意外とおもしろくてワクワクするかもしれません(笑)

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。

 

====== 以下、関連情報 ======

『マネジメントのワンポイント集』-その他の記事はこちらからどうぞ↓

https://yoshiarakawa.hatenablog.com/archive/category/Management

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『1:やりがい ~やる気を引き出し、高め、やりがいに変える方法~』

『2:課題解決 ~課題解決活動を通じ、自律型の人材・チームを育てる~』

『3:キャリア形成 ~なりたい自分の描き方と実現の実践的手法~』

『4:価値観 ~周りも共感するブレない価値観を持つチームへ~』

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https://yoshiarakawa.hatenablog.com/archive/category/Omnibus