社内・社外に一癖ある人っていませんか。こだわりの視点を持っていたり物事をよく考えていて、厳しいけれども確かにそうだと気づかせてくれる人。
「ガツンと言われるため、そういう人のところにはできれば行きたくない」と避けるメンバーが多いのですが、行って話をすると、こちらが持っていなかった視点の指摘をしてくれるため、とても勉強になります。
それに、避ける人が多いからか、こちらから近寄っていくと意外と時間をとって理解できるまで教えてくれることが多いのではないでしょうか。熱量が高く、よい意味での刺激ももらえます。
それでも躊躇するメンバーに対しては、「どっちみちあの人が納得しないと、どこかで指摘されて頓挫するよ。どうせ指摘されるなら早い方がいいでしょ。立て直しも利くし。一度で納得してくれるのは難しいかもしれないけど、何が引っかかるのか、まずはポイントを教えてもらうつもりで行ってみたら。それを持ち帰ってじっくり考えて、また行けばいいんだから。そうして “ぶつかり稽古” を繰り返すと自分が早く成長できるし、それに、あの人を味方につけたら心強いよ」と言って送り出すようにしています。
このように何度も “ぶつかり稽古” を受けたメンバーは、足を運んだ分だけ鍛えられて本当に逞しくなっていきます。相手の方が数段上で太刀打ちできないとわかっていても、あえてメンバーだけで行ってもらうことも必要なことかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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