長年メンバーが入れ替わっていないチームや、従来から同じ仕事のやり方を続けているチームを見ると、何のためにしているのか目的のわからない仕事があったり、メンバーによって仕事の手順やレベルがバラバラになっていることがよくあります。
仕事は、人がいればいるだけ増えていくと言いますが、時間も経てば経つほど増えていき、やり方もバラバラになっていくのではないでしょうか。
そういうことがあると気づいた時には、『チームの使命は何か。その使命を果たすために行うべき仕事は何か』、そして、『他に良いやり方がないか』をチームメンバーで話し合い、その上で、何のためにしているのか目的がわからない仕事は思い切って止めてみたり、最短時間ですむやり方をしているメンバーの手順・レベルに統一してみてはいかがでしょうか。
例えば、何のために書いているのかわからない議事録や、誰も読まない活動報告書や、チェックすることではなくチェック印を入れることが目的になっているチェック表や、手書きで済ますことのできる社内向け資料など、・・・
モノと同じで、仕事も、不要なものが知らない間に溜まっていくもので、やらなくてもよいのにやっていることは身の回りに意外と沢山あるものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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