これはゲームです。
仕事をするとき、自分以外にそれに関わる人が必ずいます。お客様・取引業者様などの社外関係者、上司や部下を含む社内関係者、場合によっては社長も。
自分を含め、その仕事に関わる全ての人をプレイヤーと見立ててフィールドに並べ、全員を斜め上から眺めることを想像してみてください。
そうすると、それぞれのプレイヤーの動きが客観視できます。誰がどんな目的や考えでどう動いているのか、これからどう動くのか。
そして、大勢の中にいる、自分という1人のプレイヤーも見えてきます。
その『プレイヤーとしての自分』は、置かれた立場や関係者との関わりの中で、様々な感情を抱きながら動いています。
さて、この状況を冷静に捉えると、大勢いるプレイヤーの中で、唯一、『プレイヤーとしての自分』は、『斜め上から見ている自分』が、意のままに操ることのできる人物です。“この人物”がこう動けばゲームがこう進展するということも、『斜め上から見ている自分』にはわかります。(最初はわからなくても、この発想を続けていると、だんだんわかるようになってきます)
『プレイヤーとしての自分』に、「感情は一旦横に置いて、こう振る舞ったら全体がうまく回るよ」と、演じ方のアドバイスをしてあげる。全体をうまく回す(=目的を達成する)ためであれば、プレイヤーとしての自分の感情なんてちっぽけなものです。これは、目的を達成したいとの想いが強ければ強いほど、そう思えるものです。所詮、ゲームですから。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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