なぜするのかわからずに『やらされる仕事』と、こういう目的でやると理解して行う『意味付けされた仕事』。
多くの職場には、どちらもあります。
サラリーマンである以上、『やらされる仕事』をゼロにすることは難しいかもしれません。でも、できるだけ少なくすることは可能です。
方法はいくつかありますが、職場の仕事の一つひとつについて、目的をメンバーみんなで話し合って意味付けしていけば、 『やらされる仕事』は一つずつ減っていきます。
このとき大事なのは、特定の1人や2人が目的を考えてその結果だけを他のメンバーに伝えるのではなく、みんなで意見を出し合い話し合うことです。なぜなら、この過程でメンバー全員の合意形成が図れるからです。
納得できない結果だけを伝えられても、結局は、 『やらされる仕事』のまま何も変わりません。それぞれ自分が思う意見を言って話し合うから意味があります。「そんな仕事はしなくていいんじゃない」という意見が出ても構いません。むしろ、そういったゼロベースから考える方が、“本当の意味”に早くたどり着けることが多いように思います。
こうした話し合いを繰り返すことで、だんだんと当事者意識が高まり、いつの間にか、『やらされる仕事』がなくなっているかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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