昨日までしてきたことは、いつの間にか、“それが正しいことであるとか一番良いやり方である”という先入観が染みついて、改めて考えるということをしなくなってしまいます。
また、組織によっては、長年続けてきた常識には疑問を投じないことが不文律になっていて、そもそもそこに疑問を投じること自体が悪とされていたりします。
でも、働く一人ひとりの価値観や、お客様のニーズや、競合の戦略や、市場を取り巻く環境などが目まぐるしく変わる今の時代においては、本当にこれまで通りでよいのか、それでこの先も大丈夫なのか、少なくとも目を向けておかないと、いつの間にか立ち行かなくなってしまうことが起こりえます。個人も組織もです。
端的に言うと、”成り行き任せでは誰も疑問を投じようとせず、気づいた時には手遅れになりかねない“ということです。
そこで、リーダーは、昨日までの当たり前=常識に、あえて疑問を投じ、自分を含め、メンバーに考えてもらう仕掛けをする。つまり、疑問を応じることを当たり前にする。今は、そんなことが求められる時代なのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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