慌ただしく仕事に追われ いつ見ても余裕がなさそうなリーダーって、メンバーにはどう映るでしょうか?
メンバーからリーダーを見ると、「いつも大変そうだな」、「いつも頑張っているな」と思われる一方で、「相談したいけど時間がなさそうだから止めておこう」、「できるだけ邪魔しないように報連相はどうしても必要なことだけに絞ろう」という考えになります。
それに加え、給料が上がってもあんなに大変なリーダーには昇進したくない、と思われるかもしれません。
つまり、リーダーとメンバー間のコミュニケーションが希薄になると共に、メンバーの向上心が育たなくなる。そして、その要因は、リーダーがいつも余裕がなさそうにしているため、ということになります。
そもそも、仕事に追われてメンバーのことを見ていなければ当然のことかもしれません。
どうでしょうか? このことに気づかず、忙しくて余裕がない状態がもたらす影響を軽く考えているリーダーは意外と多いように思います。
メンバーとのコミュニケーションに使う時間を意識的にとる、リーダーに余裕がなくなるくらいならメンバーに仕事を割り振る、その仕事は本当にしなければいけない仕事か考えてみるなど、時間のやりくりの仕方はいろいろとあります。
メンバーとのコミュニケーションが最も重要だと思えば、そのための時間は何とか捻出できるものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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