メンバーが、前向きでない言動や適切でない言動をとるときがあります。
そんな時は、頭ごなしに怒っても、その場は収まったかのように見えるかもしれませんが、
根本的な解決にはなっておらず、問題を顕在化するのとは逆で、見えない(顕在化させない)ように問題に蓋をすることになってしまいます。そして、そのように対処したことは、後々、必ず、より大きな問題として返ってきます。
そうではなくて、メンバーが前向きでない言動や適切でない言動をとった場合には、その裏に、それに至る背景があるものと認識し、その人の立場になって丁寧にひも解くことが必要です。
本人から事情を聴くのはもちろんのこと、どうしたらそういう言動をとるに至るのか、そういう心境になるのはどんな場合か、想像を膨らませ、その人の立場になりきって真剣に考えます。
そうして思いついたことを調べていくと、意外な真実や因果関係にたどり着くことがあります。
メンバーがとる言動は、自分が知らないことが起こっている隠れた(ように見える)リアルな舞台裏を知るための扉だと思って対処するとよいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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