現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方

~5つのステップで誰にでもできる "ふつうのチーム" を "メンバーがいきいきと働く自律型チーム" に変えるための実践的手法~

5-123.当事者意識は、当事者として扱った後に芽生えるもの =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

当事者意識は、当事者として扱った後に芽生えるもの =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「当事者意識がなく、いつも他人事のような振る舞いをするメンバーをどう扱ったらよいのかわからない」という悩みを抱えるリーダーがいます。

しかし、人は、そもそも、世の中や自分の周りで起きている全てのことに対して当事者意識を持つことはできません。関心があること、そういう状況や立場に置かれたことに対してのみ、当事者意識を持つのだと思います。

 

そこで、2つ質問です。

 

<質問1>

リーダーとして、そのメンバーに対し、少しでも関心が高まるような接し方や、そのメンバーが当事者意識を持とうと思う状況・立場になる仕掛けをどれだけ行ってきましたか?

 

<質問2>

その前に、そのメンバーを当事者として扱ってきましたか?

 

僕を含めて、これらが徹底できているリーダーは少ないと思います。

 

ちなみに、僕の考える “当事者として扱う” とは、

 ① そのことに関する『明確な期待を伝達』

 ② そのことに関する『全ての情報の共有』

 ③ そのことに関する『提案の機会を提供』

 ④ そのことに関する『全ての会議に参加』 (会議:決定の場)

 ⑤ そのことに関する『権限と責任を付与』

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。

 

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『2:課題解決 ~課題解決活動を通じ、自律型の人材・チームを育てる~』

『3:キャリア形成 ~なりたい自分の描き方と実現の実践的手法~』

『4:価値観 ~周りも共感するブレない価値観を持つチームへ~』

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