今日1日は、昨日までの蓄積で乗り切ることができます。
明日1日は、今日までの蓄積で乗り切ることができます。
そうして1日1日を過ごしていくと、新たなことに挑戦しない活気のない組織ができあがります。
組織のメンバーは、リーダーの想像をはるかに超えるレベルでリーダーの胸の内(心)を観察しています。
リーダーが発する言葉ではなく、行動に表れる本当の胸の内(心)を。
なぜなら、それを知り、それに合わせることが、その組織でうまくやっていくための”生きる術”だからです。
「メンバーが何かしたとき、リーダーは反射的にどういう表情をしたのか」、「挑戦しようと言うが、果たしてリーダーは挑戦をどれだけ歓迎しているのか」など、様々なことをとても敏感に感じ取って、リーダーが心地良くなる行動をとるのです。
だから、リーダーが、「今日は何事もないから流しておくか」などと考えれば、それは必ず組織のメンバーに伝染し、組織が保守化していきます。リーダーの目が届かないところでも、必ず同じ現象が起き、蔓延します。
逆に、リーダーが、“自分の組織は日々活気に溢れているか”を、改めてよく観察し、そうなっていなければ、リーダー自ら活気を出し、その活気を組織内に振りまいていくと、何かが少しずつ変わっていくかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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