チームのリーダーから、「自分が考えてチームのメンバーにこうしようと言った後に、上位者からそうじゃないと言われ軌道修正することが多い。どうしたらいいでしょうか」という悩みをよく聞きます。
そんなとき、僕は、次のようなアドバイスをしています。
一番いいのは、上位者が考えているであろうことを想像し、それよりも一歩先、つまり、上位者の考えがそこまでは行き着いていないだろうと思うことを先回りして考え、何かのついでに、「こうやって進めておきます」、或いは、「こうやって進めています(事後報告)」とインプットすること。
上位者は、そのことを深く考える前であるため、明確な意見を持っていません。それに、まだ差し迫った状況ではないと考えているため、判断が甘くなります。
また、“何かのついで”ということは、重視しているのは“何か”の方であり、関心はそちらに向いています。
そこを先制攻撃するイメージです。
そうすると、そのまま承認される確率が上がります。
また、承認したという形をとることで、上位者の心の中に、後から覆すことへの抵抗感が生まれます。
このように、先手先手で進めていくと、上位者から干渉されることが少なくなってやりやすくなるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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