子どもの頃は、親や学校の先生が一人ひとりのことを観察して、その人の能力を伸ばすためのいろいろなアドバイスをくれるかもしれません。
でも、社会人になるとその機会がめっきり減ります。
会社では、目の前の仕事のアウトプットを出すためのアドバイスをくれることはあっても、何年か先を見据えたその人のための親身なアドバイスというのは数少ないように思います。(場合によっては、目の前の仕事のアウトプットを出すためのアドバイスは、その人のためというよりも、管理する上司としてアウトプットを出したいから、つまり、上司自身のためのアドバイスであったりもします)
人は、自分のことを客観的にみることが難しく、自分のことが一番わからなかったりします。これは、上司についても言えることです。
社会人になったら誰も親身なアドバイスをしてくれない。
だったら、チーム内でそれをお互いにするというのはどうでしょうか。リーダーである自分も参加して対等な立場で。
仕事のアウトプットは一旦横に置き、お互いの強みを見つけ、伝え、そして伸ばす。チームのメンバーみんなでやることの良さは、リーダーでは見つけられないメンバーの強みを他の誰かが見つけて教えてくれるところです。
リーダーは、「一人ひとりの強みを、見つけて、伝えて、そして、伸ばす」、そのための仕組みをつくって、活動を盛り上げていく。
試してみるとメンバーの目が輝いてくるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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