部下に自分が伝えたいことを言う場面。ついつい自分(上司)の目線で一方的に話してしまいがちですが、言い方ひとつでその後の部下の動きが変わってきます。
そう考えると、できるだけ部下の気持ちが高まるような表現・立ち位置・言葉選びをする方がよいですよね。
例えば、その部下がしたことのない仕事を依頼する場面。
A:「この仕事はチームとしてやらなくちゃならないんだ。あなたの職位であればこれくらいの仕事はやってもらって当然なんだから頼むね」
B:「こういうことを実現するために この仕事が必要で、是非あなたにお願いしたいんだけど、この仕事、どうやって進めたらいいと思う?」
Aは、上から目線、押し付けられている印象で 湧いてくるのは義務感・やらされ感ではないでしょうか。
それに対し、Bは、仕事の意味や期待を相談する形で伝えていて、部下の意見を尊重する姿勢が感じられないでしょうか。
部下に伝えたい内容はAもBも同じです。違うのは、表現・(上司の)立ち位置・言葉選び。ちょっと知恵を使うだけで、部下のその仕事に対するモチベーションはがらりと変わります。
そして、モチベーションの高さによって、アウトプットも大きく変わるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
====================
【ただいま受付中】 部下がいる方のお悩み ~解決法をnote記事にします~|Yoshihiro Arakawa|note
====== 以下、関連情報 ======
『マネジメントのワンポイント集』-その他の記事はこちらからどうぞ↓
https://yoshiarakawa.hatenablog.com/archive/category/Management
このブログのメインテーマ:
『自律するチームのつくり方 ~5つのステップで誰にでもできる実践的手法~』
関連テーマ:
『1:やりがい ~やる気を引き出し、高め、やりがいに変える方法~』
『2:課題解決 ~課題解決活動を通じ、自律型の人材・チームを育てる~』
『3:キャリア形成 ~なりたい自分の描き方と実現の実践的手法~』
『4:価値観 ~周りも共感するブレない価値観を持つチームへ~』
の総集編は、こちらからどうぞ↓
https://yoshiarakawa.hatenablog.com/archive/category/Omnibus