現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方

~5つのステップで誰にでもできる "ふつうのチーム" を "メンバーがいきいきと働く自律型チーム" に変えるための実践的手法~

5-217.部下に伝えるときの表現・立ち位置・言葉選び =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下に伝えるときの表現・立ち位置・言葉選び =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下に自分が伝えたいことを言う場面。ついつい自分(上司)の目線で一方的に話してしまいがちですが、言い方ひとつでその後の部下の動きが変わってきます。

そう考えると、できるだけ部下の気持ちが高まるような表現・立ち位置・言葉選びをする方がよいですよね。

 

例えば、その部下がしたことのない仕事を依頼する場面。

A:「この仕事はチームとしてやらなくちゃならないんだ。あなたの職位であればこれくらいの仕事はやってもらって当然なんだから頼むね」

B:「こういうことを実現するために この仕事が必要で、是非あなたにお願いしたいんだけど、この仕事、どうやって進めたらいいと思う?」

 

Aは、上から目線、押し付けられている印象で 湧いてくるのは義務感・やらされ感ではないでしょうか。

それに対し、Bは、仕事の意味や期待を相談する形で伝えていて、部下の意見を尊重する姿勢が感じられないでしょうか。

 

部下に伝えたい内容はAもBも同じです。違うのは、表現・(上司の)立ち位置・言葉選び。ちょっと知恵を使うだけで、部下のその仕事に対するモチベーションはがらりと変わります。

そして、モチベーションの高さによって、アウトプットも大きく変わるのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。

 

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