人は、何かモヤモヤしたことがあると、そのことばかり考えてしまい、他のことに集中できなくなります。
そのモヤモヤが仕事に関することや職場内で起きていることであれば尚更で、業務時間中もそのことが気になって仕事に集中できなくなります。
だから、リーダーは朝の声掛けが大事で、声掛けへの反応、ちょっとした間やちらっと見せた顔の表情などからモヤモヤの有無をうかがい知ることができます。気になったら、「何かあった? 何かあるならいつでも相談に乗るよ」と伝えるだけでも効果があるかもしれません。気にかけてくれていると思うだけで気持ちが楽になることもあるからです。
そして、これを継続していると、メンバーの方から、「ちょっといいですか」と、声を掛けてくれるようになります。モヤモヤが溜まってどうしようもなくなる前に相談に来るようになるのです。
このモヤモヤの解消には更なる効果もあります。モヤモヤを解消した相手が、今度はこちらのことを気にかけるようになります。ここまでくればしめたもので、信頼関係の輪をチーム内に張り巡らすといろいろな情報が飛び交う、いわゆる “風通しのよい職場”をつくることができます。
まずは、メンバーひとりのモヤモヤの解消からはじめてみるとよいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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