現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方

~5つのステップで誰にでもできる "ふつうのチーム" を "メンバーがいきいきと働く自律型チーム" に変えるための実践的手法~

5-225.指示よりも目的を伝えることを重視する =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

指示よりも目的を伝えることを重視する =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下に何かしてもらいたいとき、僕は以前、目的よりも指示を伝えていました。

しかも、自分のイメージしたとおりのアウトプットを出してもらえるように、できるだけ細かく指示していました。

 

今振り返って考えてみると、、、

目的を達成するアウトプットであれば十分で、部下が出したアウトプットをその観点で受け入れるべきだったのに、

自分のイメージするアウトプットが最も良いものであるかのように考え、

それを上から目線で押しつけていました。

本来の目的とは直接関係のない、社内の限られた人しか見ない資料の体裁を整えることにまでこだわって、細かな修正を強要していました。

 

結局、それは、資料を見る自分の上司の (自分に対する)印象を良くするための行為で、それをするために部下を使ってしていたのかもしれません。

人は、自分の頭で考え、その考えたことを実行し、実行した結果を受けて次にすることを考えて成長していくのだと思います。

基本的に、自分の考えたことでなければ、次にすることを考える気にならない、若しくは、なりにくいのではないでしょうか。

 

だとするならば、伝えるべきは目的であり、その目的を部下が納得いくまで伝え話し合うことで、考えようという気持ちに部下を導くことこそ、リーダーがすべきことかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。

 

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