現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方

~5つのステップで誰にでもできる "ふつうのチーム" を "メンバーがいきいきと働く自律型チーム" に変えるための実践的手法~

5-225.指示よりも目的を伝えることを重視する =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下に何かしてもらいたいとき、僕は以前、目的よりも指示を伝えていました。

5-224.リーダー不在でも動く組織をめざす =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

『リーダーが一番活躍しているチーム』 と 『メンバーの活躍が目立つチーム』。

5-223.存在意義を感じられる仕掛けをたくさんつくる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

一般的に、人は、人格や言動を肯定(承認)されるとポジティブな感情が湧きます。

5-222.コントロールできることとできないことの境界を動かす =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

チームで何か大きなことを成し遂げようとしたとき、そこには大きな障壁が必ず立ちはだかります。そもそも、障壁のないことは大きなこととは思わないので。

5-221.ヒーロー・ヒロインになる場をメンバー全員につくる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

人は、組織の中で“自分が活躍している”と認識できると輝きます。その活躍を称賛される場があるとモチベーションが上がります。

5-220.問題・課題があるから、チームも個人も成長できる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

チームも個人も、それまでの知識や経験では解決できない問題・課題に直面し、いろいろともがき、そのもがく過程を通じて成長します。

5-219.できるだけメンバーの頭の中のモヤモヤを解消する =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

人は、何かモヤモヤしたことがあると、そのことばかり考えてしまい、他のことに集中できなくなります。

5-218.メンバー全員と面談して仕事の困りごとを吸い上げる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

チームのリーダーから、「チームに活気がないが、何からどう手を付けたらよいでしょうか?」という相談を受けます。

5-217.部下に伝えるときの表現・立ち位置・言葉選び =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下に、自分が伝えたいことを言う場面。ついつい自分(上司)の目線で一方的に話してしまいがちですが、言い方ひとつでその後の部下の動きが変わってきます。

5-216.管理と自主性 =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

管理と自主性。僕は、どちらを重んじるかで、その組織のカラーも、どこまで伸びるかも決まると思っています。

5-215.どちらでもOKの選択は、部下に全てを委ねる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

A案とB案、どちらもいけそう、やり方の違いだけで大差ない、ということがあります。そうしたとき、リーダーがどちらにするのかを決めがちですが、こんなときこそ、選択からやり方まで、全てを部下に委ねてはどうでしょうか。

5-214.めざすべきは、目標の達成ではなく、ビジョン(夢)の実現 =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

仕事を、苦しいこと、大変なことと捉えて、一生懸命頑張る。そして、目標を達成したら、次の目標を設定し達成に向けて頑張る。そうして、次から次へと目標を設定して達成していく。

5-213.部下が考えたネタを、潰すのではなく、立派な形にする =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下が考えて、 「こうしてみたらどうでしょうか」と持ってきた提案。

5-212.意見を言う時を後ろにずらし、言う時を減らしていく =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

リーダーが積極的に意見を言うチームが多いと思いますが、リーダーが意見を言えば言うほど、チームのメンバーは自分で考えなくなります。

5-211.自分(達)の思考の矢印は、今どこに向いているか =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

何かのものごとを議論したり判断したりするとき、自分(達)で気づかないうちに、その思考の矢印が、本来向くべき方向に向いていないことがあります。

5-210.重要なことほど締め切りを最短で設定する =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「これは重要でチームのパワーを集中させて取り組みたい」というテーマ。そういうテーマほど、締め切りを最短で設定すると、パワーが増していきます。

5-209.できるまでの藻掻く過程を奪うのではなく見守る =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下が何か新しいことをできるようになるまでには、必ず藻掻く過程があります。

5-208.口に出して言うことと考えていることは必ずしも一致しない =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

人が口に出して言うことと考えていることは必ずしも一致しない。 この現象、誰もが見かけたことがあるのではないでしょうか。

5-207.安易な再発防止策の連発は、更なる問題を招く =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

ミスが発生した後、現場の事情を考慮せず、新たなチェックリスト導入などの安易な再発防止策を連発するリーダーがいます。

5-206.部下を押さえつけるのではなく、部下に気づいてもらう =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下がミスをしたとき、「そんな叱り方をしなくてもよいのに」とか、「一体何の目的でそこまで叱っているのだろう」と思うような叱り方をしているリーダーを見かけます。

5-205.メンバーの時間配分よりも意識共有に目を向ける =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

チームメンバーの時間を管理しようとするリーダーがいます。でも、この時間管理、メンバーにとっては、監視されているようで嫌気がさしてきます。

5-204.最悪の事態を想定して動けば、事態は常に好転する =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

日々トラブル対応に追われて疲れているリーダーをよく見かけます。トラブルの内容は、

5-203.忙しい時ほど現場に行く時間を無理にでもつくる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「上の人が現場のことをわかってくれない!」 チームメンバーの不満のうち、この類の不満はかなり多いように感じます。

5-202.メンバーから信頼を得る第一歩は、『言動一致』 =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「メンバーから信頼を得るためにはどうしたらよいでしょうか?」という質問を受けることがあります。

5-201.やることと期限を先に宣言することで主導権を握る =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

上位者からいろいろな指示をたくさん出されるチームリーダーと、それほど多くの指示を出されないチームリーダーがいます。

5-200.隙間時間に隙をつくる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

仕事をしていると必ず隙間時間ができます。その隙間時間を自分のためだけに使っているリーダーを見かけますが、そうしたチームではメンバーの不満が溜まって、マネジメントがうまくいっていないケースが多いように感じます。

5-199.一人ひとりの強みを、見つけて、伝えて、そして、伸ばす =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

子どもの頃は、親や学校の先生が一人ひとりのことを観察して、その人の能力を伸ばすためのいろいろなアドバイスをくれるかもしれません。

5-198.「継続なんてしなくていいから試しにやってみよう!」 =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

チームで何か新たなことを始めようと呼びかけてもメンバーが乗ってこないことってありますよね。

5-197.組織は滞留させないよう常に流動化させる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

長年同じメンバーで同じ仕事をしていると、物事の本質が忘れられ、淡々と仕事をこなすようになります。

5-196.話し合ったことを職場に張り出して頻繁に話題にする =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「職場の〇〇を変えたい」、「チームで〇〇を達成したい」など、リーダーが何かしようと思ってもメンバーがなかなかその気になってくれない、という相談を受けることがあります。