現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方

~5つのステップで誰にでもできる "ふつうのチーム" を "メンバーがいきいきと働く自律型チーム" に変えるための実践的手法~

5-195.リーダー自ら難題を設定し、その解を追い求める =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「部下が新たなことに挑戦しない」と嘆くリーダーがいます。 「チャレンジを奨励し、失敗してもいいから、と何度言っても動こうとしない。どうしたらよいでしょうか?」と。

5-194.部下の良いところが活きる仕事のやり方を考える =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下の弱いところばかりに目が行き、それを指摘して修正することで部下の能力を伸ばそうとする上司が多いように思います。

5-193.上位者の考えの常に一歩先を行く =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

チームのリーダーから、「自分が考えてチームのメンバーにこうしようと言った後に、上位者からそうじゃないと言われ軌道修正することが多い。どうしたらいいでしょうか」という悩みをよく聞きます。

5-192.論理の主張ではなく、相手の心がどう動くかを考える =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

仕事でのコミュニケーション。相手に何かしてもらいたいとき、どうしてほしいのか、なぜそうすべきなのかを論理的に説明することが多いと思います。

5-191.部下のやる気アップの第一歩は、部下の話をよく聞くこと =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「何を言っても部下のやる気が一向に上がらない。どうしたらもっと前向きに仕事に取り組んでくれるのだろう」というリーダーの悩みをよく耳にします。

5-190.メンバーにとって「知らない外の世界へつながる窓」になる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

リーダーは、チームのメンバーよりも経験が豊富で、その分野における社内外の人脈が広いことが多いと思います。

5-189.仕事を面白くするには自分達で出した答えを正解に変える =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

仕事に限らず何事も、他人から押し付けられたり強要されたりしてすることは面白くありません。

5-188.組織は、リーダーが仕掛けないと、どんどん保守化する =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

今日1日は、昨日までの蓄積で乗り切ることができます。 明日1日は、今日までの蓄積で乗り切ることができます。

5-187.“1から10までできること”を、1つひとつ増やしていく =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

メンバーから、「キャリアってどう考えればよいのですか?」と質問されて明確に答えられるリーダーは少ないように思います。

5-186.自分のコントロールが及ばないことに過度な期待をしない =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「これがうまくいかない。どうしたらいいんだろう」と悩んでいるリーダーは多い。ほとんどのリーダーがそうかもしれません。

5-185.頭ごなしに叱ると、真因を紐解く情報が封印される =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

何か問題が起きたり、部下が失敗すると、「起きたこと」、「失敗したこと」にしか目がいかず、部下を頭ごなしに叱る上司を見かけることがあります。

5-184.事細かな指示は負のサイクルのはじまり =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下へ事細かに指示を出す上司をみかけます。「なぜそんなに細かいことまで口を出すの?」と聞くと、「そうしないと部下が仕事ができないから」と答えます。

5-183.部下が成功した時は、その成功の意味を最大化する =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下が何かで成功した時、多くの上司は褒めようとします。褒めて伸ばす、確かにその通りだと思います。

5-182.指摘したいことを、ズバッと言わず、いかに引き出すか =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下が、長年そうしてきたことや、それが楽だと思っていること、一番いいと信じていることなどの中で、これだけは直した方が良いと思うことってありますよね。

5-181.今の実力値で未来の可能性を否定しない =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

時々、チームのメンバーのことを「あいつはこうだから・・・」と決めつけ、“今実力がないから未来もそうに違いない“という先入観で話すリーダーを見かけます。

5-180.上位者には意見を求めるのではなく、承認か黙認を得る =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

プロジェクトやチームをうまくまとめているリーダー。せっかくリーダーとしていい線までいっているのに、重要なことを決める局面で、上位者に安易に意見を求める場面を目にすることがあります。

5-179.人的戦力をどこに向けるかを考える =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

会社員としてチームを率いるリーダーの誰もが自分の裁量次第で大きくもなり小さくもなる経営資源は、ヒト、モノ、カネ、情報のうち、どれでしょうか。

5-178.部下と自分のWin-Winの成長をめざす =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下にはまだまだ安心して任せられないからと、細かなチェックや細かな指示を出すリーダーをよく見かけます。

5-177.伝えたいことを受け取りやすい最高の場面を演出する =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

突然ですが、人生の中で、自分が伝えたいことをどうしても相手に受け取ってもらいたいと思うこと、いろいろとあると思います。

5-176.面倒な仕事ほどリーダー自ら参加し、てきぱき楽しくやる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

どんな職場にも、面倒でメンバーが敬遠する仕事があるものです。誰でもできる単純作業や汚れる作業などで、若手など一部の人が担当しているケースが多いと思います。

5-175.「1対多」と「1対1」のコミュニケーションを使いこなす =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

チームのリーダーがメンバーに何かを伝えたいとき、「1対多のコミュニケーション」と「1対1のコミュニケーション」がありますが、それぞれの特徴・受け取る相手の性格・使う状況を考え、これらを使いこなせるようになると、コミュニケーションの質、即ち…

5-174.『(本音の)雑談ができる間柄』 -その人脈を広げる =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

仕事での会話。仕事である以上、誰もが、置かれた立場という仮面を被って発言しています。

5-173.“相手の心がどう反応するか”からの逆算で考える =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

『コミュニケーション能力』はチームを運営する上で重要なスキルですが、コミュニケーションが苦手なリーダーが多いのも事実で、僕もその一人でした。

5-172.欲しているのは、答えではなく、自分で考えるためのヒント =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

部下が「どうしたらよいのかわからない」と相談に来るとき、その部下は、「答えを教えてほしい」と口では言うかもしれません。

5-171.“メンバーの気持ちをいかに乗せるか”を考える =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

仕事をするのは人であり、人は機械と違って感情があるため、気持ちがどれだけ乗っているかで、仕事のパーフォーマンスはまるで変わってきます。

5-170.「これしよう」を先延ばしする意図は? =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

上司と部下の会話で、「これいいね」「やりましょう」と盛り上がったとき、上司から、「じゃあ、期限は2週間後でいいかな? 期待しているよ」というやりとりを見聞きすることがあります。

5-169.“反省を促す”ではなく、“学びを得る”ために使うのが失敗 =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

失敗やミスをしたとき、早くどこかに追いやりたいという気持ちで、嫌なものを扱うかのように“単なる後始末”をしているメンバー、リーダーがいます。

5-168.「どうしましょう」に、「どう思う?」「どうしたい?」で返す =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「どうしましょう」という部下に、「こうしたら」と応える上司。一見うまくいっている上司・部下のように見えますが、本当にそうでしょうか?

5-167.コントロールされることを減らし、コントロールできることを増やす =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

人は、他人からあれやこれやと干渉されればされるほど、投げやりな気持ちになり、そのこと自体への関心が薄れ、

5-166.「存続をかけて」 ではなく、「〇〇を実現するために」 =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方=

「会社の存続をかけて」という言葉をよく耳にしますが、この言葉から、希望をや夢を連想することができるでしょうか?