2021-01-01から1年間の記事一覧
物事をレベルアップさせたり前に進めるためには振り返りをすることが重要です。でも、
メンバーに対して、「なぜこうしないんだ」と言うリーダーを見かけます。本人は良かれと思って使っているのかもしれませんが、「なぜこうしないんだ」は、メンバーを個人攻撃し委縮させる言葉です。
普段、チームに新たな課題の発見・発生があると、まず、その課題の解決に目が行き、どうしたら最適・最短に課題解決できるかを考えます。
「当事者意識がなく、いつも他人事のような振る舞いをするメンバーをどう扱ったらよいのかわからない」という悩みを抱えるリーダーがいます。
「やる気のないメンバーがいるが、何を言っても響かず、どうしたらよいかわからない」という相談を受けることがあります。
ビジネスではあらゆる場面で理屈が大事なことは言うまでもありませんが、理屈ばかりを重視し、理屈だけで事を進めていくと、組織が殺伐としてきます。
部下に何かを伝えるとき、内容がその部下にとって耳の痛いことだったり、異論を持っていたりすれば尚更、話をする前に、まず、部下が冷静に聞ける状態をつくる必要があります。
僕は、少し前まで、物事を決めるのは上司の役割だと思っていました。物事を判断して決めていると、上司としての仕事をしているようで、心地良い気分にもなります。
長年同じ仕事をしていると、過去に蓄積してきた知識・経験があるため、惰性で仕事が回せてしまいます。
打合せで何かを決めたとき、次に誰がいつ何をするのかまで決める。これは多くのチームでしていることだと思いますが、それに加えて、
どんな会社でも目標を掲げると思いますが、掲げた目標を目一杯の力で達成しようと考えると、目標を達成することに追われます。
新たなことや問題が起きた時、その事実(事象)のどこに着目し、どう解釈するか、それは人によって異なります。
僕は以前、上位者が簡単な指示をするだけで上位者の期待するアウトプットが出てくるのが理想の組織だと思っていました。細かなことを説明しなくても、思い通りの結果が得られるって素晴らしいと...。
メンバーに、“それは言われなくても自分で気づいてほしい” とか ”それくらいは聞かずに自分で考えてほしい” と思うとき、つい、それをそのままストレートに口に出してしまいがちです。
仕事はスピードが大事と言います。 でも、仕事のスピードには “速さ” と “早さ” があって、 “早さ” は簡単に操作できてとても有効だということはあまり知られていません。
「なぜ1つの立場や見方からの主張ばかりするのか」、「他の立場の人がどう思うのか どうして想像できないのか」・・・多くのリーダーが経験するよくある悩みです。
何か思いついたことがあると、その場ですぐにやりだす人がいます。一方で、期限ぎりぎりになってから取り掛かる方が仕事がはかどるという人もいます。
メンバーが、前向きでない言動や適切でない言動をとるときがあります。そんな時は、頭ごなしに怒っても、その場は収まったかのように見えるかもしれませんが、
雑談は無駄なこと、仕事の生産性を下げるものだから排除すべき、というリーダーを時々見かけます。では、
慌ただしく仕事に追われいつ見ても余裕がなさそうなリーダーって、メンバーにはどう映るでしょうか?
過去に経験があることをその通りにするだけでは、あまり考えなくなります。
どの職場にも、経験を積んだベテランメンバーにしかできない仕事があるものです。しかし、そこにあえてメスを入れると、いろいろな発見があるかもしれません。
業務のやり方を見直して短時間でできる方法を考えるとき、例えば、20%や30%の低減を目標にすると、どうしても現状のやり方の小改良という発想になりがちです。
チームのリーダーから、「メンバーにもっとチャレンジしてもらいたいのですが、新しいことには全然手を出そうとしないんですよ」という相談を受けることがあります。
どんな組織でも問題は必ず発生します。その時に、「嫌だな」と思って逃げるのか、「よし、やるぞ!」と思って向かっていくのか。
いろいろなチームを観察していると、自分のすぐ周辺、特に、近くにいる他の人の言動ばかり気にしているメンバーを見かけることがあります。
僕が参加している『未来交流会』というオンラインサロンの文化祭が10月3日(日)9:00~22:30に開催されます。
チームに平穏無事な日々が長く続いていると思ったら、メンバーが淡々と日々の仕事をこなしているだけで、何の刺激もない状態に陥っているかもしれません。
問題が起きると、よく調べもせずに誰かのせいにしたり、間違った対処をして深みにはまったり、心が落ち着いていない状態で慌てて判断して動くと、解決に向けて対処しているつもりが却って問題が複雑になる。
昨日までしてきたことは、いつの間にか、“それが正しいことであるとか一番良いやり方である”という先入観が染みついて、改めて考えるということをしなくなってしまいます。