僕は、少し前まで、物事を決めるのは上司の役割だと思っていました。物事を判断して決めていると、上司としての仕事をしているようで、心地良い気分にもなります。
自分に選択権があって自分が決めたように物事が進んでいく。心地良さはそこから来ていると思います。
そうすると、本来、その心地良さを一番味わうべき人は、その業務を担当する部下ではないだろうか?と考えるようになりました。
物事を決めることで、
・どうしてそうするのか自分の言葉で語れる
・自分事になる=当事者意識が持てる
・物事の判断基準が磨かれる
・自分で決めたことは責任を持って最後まで実行する
など、たくさんのメリットがあります。
デメリットは、間違った判断をしないか、くらいではないでしょうか。
脆弱な部分をアドバイスしたり、考え方のヒントを伝えたりしながら、できるだけ(その業務を担当する)部下に決めてもらう。
上司の役割は、決めることではなく、部下が決められるように導き、決めたことを承認して最終責任をとることかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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