2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「キャリア形成って、具体的にどう考えて何をしたらよいのかわからない」と言うメンバーがいます。僕は、キャリア形成の はじめの一歩は、
僕はかつて、事業の見通しや、難しい問題、各メンバーの現状レベルについて、厳しいことを言うとメンバーのモチベーションが下がるかもしれないし、聞かれてもいないのに暗い話は伝えない方がいいと思い、
新たに担当することになったチームの業務を見て、メンバーに、「この業務は何のためにしているの?」、「どうしてそういうやり方をしているの?」と、(責めるのではなく教えてもらうつもりで素朴な疑問として)聞くと、
僕は人を管理することも人から管理されることもあまり好きではありませんが、会社やチームを運営していくためには、守ってもらうべきいろいろなルールを設定しなくてはなりません。そうしたルールをつくるとき、
自分達が正しいと信じて行った提案を上位者にあっさりと却下されることってありますよね。そんなとき、「上位者は何を考えているのかわからない」などと愚痴を言ってばかりでその先へ進めようとしないメンバーや
「リーダーの自分がこんなに頑張っているのに、なぜチームのメンバーはそれをわかってくれないんだろう」、かつてこんな風に思うことがありました。自分ひとりで仕事を抱え込んで、・・・。
自分の過去を振り返ると、悩み苦労して必死で乗り越えた経験って後々必ず活きていますよね。過去に頑張って乗り越えたのと同等レベルのことが起こっても、それはもう自分にとって修羅場ではなく、
人は組織の中で自分の役割や存在意義が見いだせると、自然といきいきしてきます。しかし、そうした自分の居場所をつくるのが得意なメンバーとそうでないメンバーがいます。
メンバーが困って相談にきた時、かつての僕は、その場ですぐに(こうすればいいんじゃないかという)答えを教えていました。でも、ある時、この自分の行為はメンバーに対して何をしていることになるのか、という意味にはっと気づきました。