「やる気のないメンバーがいるが、何を言っても響かず、どうしたらよいかわからない」という相談を受けることがあります。
そんなリーダーに、
”何を言っても”というのは「具体的に何を言ったのか」教えてもらうと、
どうしたらやる気が出るのかということは何ひとつ話し合わず、
上から目線で一方的に、
「もっとやる気を出してくれよ!」と言っているケースが多いように感じます。
更に、「ところで、あなた自身は楽しいと思って仕事しているの?」と聞くと、「楽しいと思って仕事しています」と即答されることは少ないように感じます。
かつての僕もそうでした。
考えてみれば、メンバーよりも知識や経験が豊富なリーダーが楽しそうに仕事をしていなかったら、メンバーのやる気が出ないのは当然かもしれません。
仕事を楽しいと思うのはどんな時か、楽しいと思える時間を増やすにはどうしたらよいか、まずはリーダーが、自分自身の仕事について考え、心から楽しむ。
チームづくりも人材育成も、すべてはそこから始まるような気がします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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