チームのリーダーから、「メンバーにもっとチャレンジしてもらいたいのですが、新しいことには全然手を出そうとしないんですよ」という相談を受けることがあります。
そんな時は、「それは簡単だよ。リーダー自ら高い目標に向かってチャレンジして、そのもがく過程を楽しんでいる姿を、もがいている最中に見せれば、メンバーは楽しそうだと思って次から次へチャレンジするようになるよ」とアドバイスしています。
どんなに言葉で「チャレンジしなさい」と語りかけても、チャレンジしていない人の言うことを聞く人はいません。
ただでさえ、チャレンジというのは大変というイメージがあり、一歩踏み出すのに躊躇しがちです。
また、過去にチャレンジしてうまくいったことは自慢話をしているだけに聞こえ、古新聞と化していて、なかなか心に響きません。
それよりも、今、まさにもがいている最中に、もがくことを楽しんでいる姿を目の当たりにするから、自分もやってみようという気になります。
加えて、チャレンジする者同士、お互いに励まし合い高め合うことができるため、益々もがく過程が楽しくなると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
====== 以下、関連情報 ======
『マネジメントのワンポイント集』-その他の記事はこちらからどうぞ↓
https://yoshiarakawa.hatenablog.com/archive/category/Management
このブログのメインテーマ:
『自律するチームのつくり方 ~5つのステップで誰にでもできる実践的手法~』
関連テーマ:
『1:やりがい ~やる気を引き出し、高め、やりがいに変える方法~』
『2:課題解決 ~課題解決活動を通じ、自律型の人材・チームを育てる~』
『3:キャリア形成 ~なりたい自分の描き方と実現の実践的手法~』
『4:価値観 ~周りも共感するブレない価値観を持つチームへ~』
の総集編は、こちらからどうぞ↓
https://yoshiarakawa.hatenablog.com/archive/category/Omnibus