めざす姿に向かってメンバー全員の意識が共有できている組織は本当に強いな、と思います。そういう組織では、上から下までどんなポジションの誰に聞いても、それぞれの言葉で「本質的には全く同じこと」を語ってくれます。
1人ひとりの目が輝いていて、接しているだけで元気をもらえます。そして、時代や環境の変化があっても決して変えない「守るべき価値観」と、時代や環境の変化により臨機応変に「変えるべき価値観」とがきちんと区別されていて、組織全体がとても柔軟(しなやか)に動いているように見えます。
それでは、どうしたら2つの価値観を区別できるのか。僕は、区別するのではなく、”何を大切にすべきか” をメンバーみんなで考え議論することを日常的に行うようにすれば、区別はいつの間にか自然と出来てくるのだと思います。
なお、”大切にすべきこと” という言葉が漠然としすぎてわかりにくければ、チームの使命は何か、チームが存在する理由(存在意義)は何か、チームがお客様に提供する価値は何か、チームとしてどんな姿でありたいのか、この仕事の意味は何か、など、議論しやすい いろいろな ”そもそも” を挙げると取っつきやすいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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