現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方

~5つのステップで誰にでもできる "ふつうのチーム" を "メンバーがいきいきと働く自律型チーム" に変えるための実践的手法~

5-072.多くの仕事に必要なスキルは3年あれば身につく =現役サラリーマンが考えたマネジメントのワンポイント集=

多くの仕事に必要なスキルは3年あれば身につく =現役サラリーマンが考えたマネジメントのワンポイント集=

専門学校や大学で何年も学ばなければ必要な資格が取れなかったり、高度な専門知識が必要だったり、微妙な体の感覚・動きを使う職人のような仕事などを除き、世の中の仕事の半分以上は、

3年間真剣に取り組めば、必要最低限のスキルは身に着けられるのではないか、と僕は考えています。多くの仕事は、例えば学園祭の実行委員を担ったり、少人数の個人旅行の企画・引率をするくらいの能力でできてしまうのではないでしょうか。つまり、3年あれば、そこそこ1人で考えて動けるようになると思います。

 

ところが、本人にとってキャリアアップに繋がりそうな部署異動でも、新たなところでやっていけるかどうか不安で、異動を前向きに捉えられないメンバーを時々見かけます。人によっては、「私は必要ないから出されるんですか?」などど、頭の中がネガティブな考えで占められてしまうメンバーもいます。

新たなことに挑戦するときに、最初から及び腰では、異動先でやっていけるか、こちらが心配になります。

そんなメンバーに対しては冒頭の話と共に、異なることを手掛けることがキャリアの幅を広げることになる(とか、苦労はするだろうが、その苦労はそのまま実力になる)話をして、「リーダーとして自信を持ってあなたを推せるから異動してもらうんだ。ここで できたんだから絶対に大丈夫。もしも何か困ったことがあったらいつでも相談に乗るよ。その後ろ盾があると思って安心してチャレンジしてごらん。後に続く人のために道を開くんだと思って成功事例をつくるくらいの気概でね。応援してるよ」とエールを込めて送り出すようにしています。

特に新しいことをしようとするときには、それをどう捉えるか、心持ちが一番大切ではないでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。

 

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『1:やりがい ~やる気を引き出し、高め、やりがいに変える方法~』

『2:課題解決 ~課題解決活動を通じ、自律型の人材・チームを育てる~』

『3:キャリア形成 ~なりたい自分の描き方と実現の実践的手法~』

『4:価値観 ~周りも共感するブレない価値観を持つチームへ~』

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