現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方

~5つのステップで誰にでもできる "ふつうのチーム" を "メンバーがいきいきと働く自律型チーム" に変えるための実践的手法~

5-016.苦しいときは苦しいことを笑い飛ばしてみる =現役サラリーマンが考えたマネジメントのワンポイント集=

苦しいときは苦しいことを笑い飛ばしてみる =現役サラリーマンが考えたマネジメントのワンポイント集=

苦しいときって誰にでもありますよね。 -追い詰められて、自分の気持ちの持っていき場がないとき。心に余裕がなく、いっぱいいっぱいでイライラしているとき。誰かの言葉がきっかけでモチベーションが底辺にあるとき。

そんなとき、僕は、まず仕事(その場)から離れることにしています。「やっていられない」と思っている時に仕事をしても身が入りませんし、その時にした仕事は後から見ると全く使えない仕上がりだったりするからです。それに、 メンバーに八つ当たりするのは論外としても、元気のないリーダーがそこにいるだけでチームの空気が重苦しくなります。

 

それで、どうしたらよいのか?

僕の場合、同じような立場または境遇の仲間のところに行き、苦しい状況を自虐ネタで自慢して笑い飛ばします。愚痴ではなく自虐自慢するところがキーポイントです。

単なる愚痴ですと、それを言うことで更に落ち込んだり、恨み・ねたみに繋がったり、何より、聞いてくれる仲間をネガティブな気持ちにさせてしまうようで気が進みません。一方、自虐自慢ですと、相手から、「何言ってんだ!自分にはもっとひどい経験があるぞ!」と言われ、話を聞くと、「それよりはましだな」と思い、すーっと気が楽になることがよくあります。それに、日頃から自虐自慢できる仲間をつくっておくと、苦しいときに、「ヨシ!これは次に会った時のネタに使える」と思え、苦しいことを苦しいと思わなくなったりします。 毎回これで乗り切れるとは限りませんが、不思議なことに、開き直ったとたんに出口が見えることがよくあります。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。   

 

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『2:課題解決 ~課題解決活動を通じ、自律型の人材・チームを育てる~』

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『4:価値観 ~周りも共感するブレない価値観を持つチームへ~』

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