“相手の立場に立って考える”ことって大切ですよね。僕は、日頃からメンバーに、「相手に動いてもらおうと思ったら、相手の立場に立って考えることが大事だよ」という話をしています。でも、
これをなかなか実践できないメンバーがいます。言葉では理解できても、自分の目の前の仕事に置き換えると、具体的にどうしたらよいのか、とたんにわからなくなって自分都合で考えてしまうのです。そんなとき、僕は、「 “相手の立場に立って考える” を3つに分解して考えてみては。」とアドバイスしています。
①相手になりきってみたときに、(相手は)その提案をどう思うか? そして、何が気になるのか?どこに違和感を感じる(引っかかる)のか?
②その状態から、何をしてもらったら(何をGIVEされたら)、或いは、どういうスタンスで言われたら受け入れよう(譲歩してもいい)と思えるのか? そして、もし譲歩できるとすると、どこまで(の線)か?
③それを踏まえて、相手に対して、具体的に、どんな提案をどんな言い方で言うのか、そして、そのために自分は何を準備し何を約束するのか?
このように分解して考えてもらうと、たとえ答えにたどり着けなくても、どこでどうつまずいているのかがわかるため、メンバーに対して、より的確な(自分で答えを見つけるための)ヒントを伝えてあげることができるような気がします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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