どの職場にも、経験を積んだベテランメンバーにしかできない仕事があるものです。しかし、そこにあえてメスを入れると、いろいろな発見があるかもしれません。
業務のやり方を見直して短時間でできる方法を考えるとき、例えば、20%や30%の低減を目標にすると、どうしても現状のやり方の小改良という発想になりがちです。
チームのリーダーから、「メンバーにもっとチャレンジしてもらいたいのですが、新しいことには全然手を出そうとしないんですよ」という相談を受けることがあります。
どんな組織でも問題は必ず発生します。その時に、「嫌だな」と思って逃げるのか、「よし、やるぞ!」と思って向かっていくのか。
いろいろなチームを観察していると、自分のすぐ周辺、特に、近くにいる他の人の言動ばかり気にしているメンバーを見かけることがあります。
僕が参加している『未来交流会』というオンラインサロンの文化祭が10月3日(日)9:00~22:30に開催されます。
チームに平穏無事な日々が長く続いていると思ったら、メンバーが淡々と日々の仕事をこなしているだけで、何の刺激もない状態に陥っているかもしれません。
問題が起きると、よく調べもせずに誰かのせいにしたり、間違った対処をして深みにはまったり、心が落ち着いていない状態で慌てて判断して動くと、解決に向けて対処しているつもりが却って問題が複雑になる。
昨日までしてきたことは、いつの間にか、“それが正しいことであるとか一番良いやり方である”という先入観が染みついて、改めて考えるということをしなくなってしまいます。
チームのメンバーに 『いかに納得して動いてもらうか』、これは僕が最も重視していることで、最も時間と労力を割くべきポイントと考えています。
「事実」と「憶測」をごちゃまぜにして報告するメンバーがいます。話を聞いていると、本人の中でも、 「事実」と「憶測」が整理されていない(入り乱れている)ようです。
長年同じやり方をしていたり、マニュアルに基づく仕事をしていると、その進め方に愛着が沸き、その進め方に執着してしまうことがあります。
個人も組織も、現状を変えることには基本的に抵抗があるものです。特に、“現状”が長い間続いてきた組織は
チームのリーダーにはいろいろな仕事があって、特に予測できないことが重なったりすると、いっぱいいっぱいになってしまうことがあります。
問題が発生したとき、嫌なことは早く片付けようと考え、表面に見えている事象だけに着目し、対処しようとするメンバーがいます。
なぜするのかわからずに『やらされる仕事』と、こういう目的でやると理解して行う『意味付けされた仕事』。 多くの職場には、どちらもあります。
部下を持つメンバーから、「部下から報告が上がってこなくて困っています」という相談を受けることがあります。
仕事が溢れ返ってアップアップになっているリーダーを見かたけます。特に、上と下に挟まれている中間管理職に多い気がします。僕もよくありました。
問題が次から次へと起こったり、複雑で根深い問題だったりすると、どこからどう手を付けていいのかわからなくなるメンバーがいます。
メンバーの中には、自ら高い意識を持って自分を高めようと学んでいる人もいれば、プライベートな時間は仕事に関することは一切何もしないという人もいます。
メンバーを見ていて思うのですが、“大変なこと”というのは、一度経験すると、次に同じレベルの大変なことに直面した時、既に大変なことではなく、“大したことない”に変化しています。
何か課題があると、「これがないからできません」、「それをできる人がいないからできません」と、考えを十分に尽くす前に、場合によっては条件反射のように口にするメンバーがいます。
自分を含め、その仕事に関わる全ての人をプレイヤーと見立ててフィールドに並べ、全員を斜め上から眺めることを想像してみてください。
時々、非の打ちどころのない仕事もできるしマネジメントもうまいリーダーを見かけます。一見、何の問題もないように見えますが、
時々、会議中、下を向いてひたすらメモを取り続けるメンバーがいます。これは、報告者にも見られ、言われていることをそのままの言葉どおりメモを取ろうとする。
チームのリーダーをしていると、メンバーが自分の思い通りに動いてくれることが心地よく、それをメンバーに強いることを知らず知らずのうちにしてしまいがちです。
長年同じような環境で仕事をしていると、付き合う人も限られてくるし、思考が似通う人達が集まることになりがちです。
メンバーに何かを指摘するとき、言い放つような言い方をしたり、事情も聞かずにこれが正論と言わんばかりに初めから決めつけて話すリーダーを見かけます。
部下が一番ほしいのは、褒められることでも、指示でも注意点でもなく、上司からの後押しの一言ではないか、と僕は思います。
メンバーの失敗でお客様を怒らせてしまったり、迷惑を掛けてしまうことってありますよね。そんな時、失敗の事後処理や再発防止ばかりに目が行きがちですが、